このセクションのページ

UrbanAgents の概要

対象: UrbanAgents · 最終更新

UrbanAgents で何ができるか、主な画面、できないことをまとめます。

何をするプロダクトか

UrbanAgents は、年齢・年収・家族の人数・職業の異なる仮想住民(エージェント)が候補地を採点して住む場所を選ぶシミュレーションを実行し、その結果を地図に表示します。 候補地は「家賃」「通勤」「安全」「密度」「建物」「用途」の次元で採点され、データのない次元は採点から外されます。 仮想住民はそれぞれ重視する条件の重みを持ち、採点した次元をその重みで平均した値が「総合満足度」です。 仮想住民は、総合満足度に小さなばらつきを加えた値が最も高い候補地を選びます。 仮想住民は、1 回の実行の中で住む場所を一度だけ選びます。 どの次元を評価に使ったかは、実行結果に「{active} / {total} 次元で評価」の形で表示され、評価に使えなかったデータは「{names}データは未整備のため対象外です。」と示されます。 地図には、表示している位置に近い区の PLATEAU の 3D 建物モデル、シミュレーションを実行する範囲を示す四角形、仮想住民が選んだ場所の点が表示されます。 点の色は、総合満足度に応じて 3 段階に分かれます。 「シミュレーション開始」で実行した結果と「過去のシミュレーション」から開いた結果では、地図上の点をクリックすると、その仮想住民の年齢・職業・年収、「総合満足度」、次元ごとの点数、「意思決定理由」が表示され、「チャット」でその仮想住民に質問できます。 「Scenario」の欄では、「新駅」「公園」「用途変更」「防災」「再開発」から施策を選び、「経度」「緯度」と「影響範囲」を指定して、施策のないベースラインと比べます。 比較の結果には、「ベースライン」と「シナリオ」の平均満足度とその差、「次元別比較」が表示されます。

書き出しと共有

正常に終わった実行の結果は、「CSV」と「PDF」でダウンロードでき、「共有」で読み取り専用のリンクを作れます。 「CSV」をクリックすると、仮想住民ごとの属性、選んだ場所の経度と緯度、次元ごとの点数、満足度、意思決定理由の文章を並べた CSV ファイルがダウンロードされます。 「PDF」をクリックすると、「UrbanAgents シミュレーションレポート」という題で、「結果サマリー」「エージェント一覧」「スコア分布」を含む PDF ファイルがダウンロードされます。 「共有」をクリックすると、結果を読み取り専用で見られるリンクがクリップボードにコピーされ、「共有リンクをコピーしました」と表示されます。 リンクを知っている人は、サインインしなくても、共有ビューで実行の名前、エージェントの数、平均満足度、地図上の仮想住民を見られます。 「共有」の右にあるボタン(マウスを重ねると「共有を解除」と表示されます)をクリックするとリンクは無効になり、そのリンクを開くと「共有シミュレーションが見つかりません。」と表示されます。 「過去のシミュレーション」から、以前に実行した結果を開けます。

対象ユーザー

自治体や都市計画の業務で、新駅や再開発などの施策が、仮想住民の住む場所の選び方と満足度にどう表れるかを試したい方を対象にしています。

できないこと・対象外

シミュレーションを実行できるのは、建物と用途地域の両方のデータが整備されているエリアだけです。 区を選ぶ一覧の見出しには「分析可能: {n}区(データ整備済み)」と表示され、一覧で「データなし」と表示される区は、シミュレーションの対象になりません。 「シミュレーション開始」で実行する範囲は、建物と用途地域のデータがそろったエリア全体で、その区名は「分析対象: {names}(データ整備済みエリア)」と表示されます。 区を選ぶと地図の表示位置が移動しますが、実行する範囲は変わりません。 シナリオ比較は、選んだ区や「分析対象」の表示にかかわらず、新宿区の既定の範囲(経度 139.68〜139.72、緯度 35.68〜35.71)で実行されます。 シナリオ比較では、ベースラインとシナリオを別々に実行し、仮想住民はそれぞれの実行で新たに無作為に作られます。 比べているのは、両方の実行の平均満足度と、次元ごとの平均です。 仮想住民の年齢・年収・家族の人数・職業の範囲は、画面では設定できません。 「エージェント数」は、「Simulation」の欄では 5〜50、シナリオ比較では 5〜25 の範囲で、5 ずつ選びます。 「意思決定理由」は、言語モデルで文章を作れなかった仮想住民では定型文になり、画面ではその区別は表示されません。 シナリオ比較の実行では、「意思決定理由」は常に定型文です。 シナリオ比較の直後に地図に表示される点は、クリックしても仮想住民の詳細を表示しません。 画面には、使っているデータの出典と年次は表示されません。

主な画面

画面 URL 内容
サインイン画面 /login 「サインイン」と「アカウント作成」のタブで、サインインとアカウントの作成を行います。
メールアドレスの確認画面 /verify-email 「確認しました」「確認メールを再送」「別のアカウントでサインインする」があります。
パスワードの再設定画面 /reset-password 「再設定メールを送信」で、再設定用のリンクをメールで送ります。
紹介ページ / サインインしていなくても表示され、「開く」でメイン画面(/app)に進みます。
メイン画面 /app 地図と、左側のパネル(ヘッダー、区の選択、「Simulation」、「Scenario」、結果があるときの「Analytics」)を表示します。
共有ビュー /shared/:token 共有された結果を、サインインせずに「共有ビュー · 読み取り専用」として表示します。

サインインしている間は、左側のパネルの一番上にあるヘッダーに、サインイン中のメールアドレスと「サインアウト」が表示されます。 「サインアウト」をクリックすると、サインイン画面(/login)に戻ります。 サインアウトすると、画面に表示していた結果とチャットは画面から消えます。 実行した結果は、次にサインインしたときに「過去のシミュレーション」から開けます。 サインアウトに失敗した場合は、メッセージは表示されず、画面は切り替わらないまま、サインインした状態が続きます。 ヘッダーの言語の切り替えボタンで英語の表示にしている場合、「サインアウト」は「Sign out」と表示されます。 メールアドレスの確認画面で「別のアカウントでサインインする」をクリックすると、サインアウトしてサインイン画面に戻ります。

次のステップ