何をするプロダクトか
Parti は、敷地の条件の申告から、建物のボリュームの検討、各階の室の配置、事業収支、AI によるパースの生成、PDF の資料の書き出しまでを、サインイン後のコンソールで扱うツールです。 ツールは「Site」「Scheme」「Documents」「Floors」「Finance」「ビジュアル」で、コンソール左側のサイドバーにある「Tools」から切り替えます。 「Site」では、住所、敷地境界、前面道路、用途地域・指定容積率・指定建蔽率などを申告し、用途地域のデータを取得して、法規の確認結果を「Regulation report」に表示します。 敷地境界は、地図をクリックして頂点を置き「Use as boundary」をクリックする方法、「Boundary (GeoJSON Polygon)」に GeoJSON を入力する方法、DXF の図面を読み込む方法のいずれかで指定します。 「Constraints」の各行には、値の出どころを示す「declared」(申告)、「fetched」(取得)、「derived」(導出)の表示が付きます。 用途地域のデータには、「国土数値情報 A29 用途地域 — 令和元年度 (2019)」と出典と年次が表示されます。 「Scheme」では、建物の外形を階の積み重ねとして描き、「Generate from envelope」をクリックすると、敷地境界と確認済みの容積率・建蔽率の限度から、編集の出発点になるボリュームの初期案が作られます。 限度を超える案もそのまま保存され、どの限度をどれだけ超えたかが表示されます。 「Floors」では、各階の室を描くか、「residential」「office」「commercial」から用途を選んで、その階の室の配置を生成します。 「Finance」では、「建設費単価 (construction cost)」「賃料単価 (rent)」などの 8 項目をすべて利用者が入力し、入力のない項目や確認できない面積を使う数値は「未評価 (UNEVALUATED)」と表示されます。 「Documents」では、「敷地概要 (Site)」「適合判定 (Compliance)」「透視図 (Perspective)」などのページを選んで資料一式を作り、「Export PDF」で A4 の PDF に書き出します。 資料一式に含まれる内容が古くなっている間は、PDF の書き出しは拒否されます。 「ビジュアル」では、scheme の階数・高さ・床面積・用途地域などの数値をテキストにして画像生成の AI に渡し、パースの画像を生成します。
対象ユーザー
敷地の法規条件の確認から、ボリュームと事業収支の検討、施主に見せる PDF の資料づくりまでを行う、設計実務の担当者を対象にしています。
できないこと・対象外
敷地の面積などの計算の対象は、平面直角座標系 第IX系の区域にある敷地です。 区域内かどうかは、座標の数値の範囲と、敷地の都道府県の両方で判定し、対象の都道府県は東京都・福島県・栃木県・茨城県・埼玉県・千葉県・群馬県・神奈川県です(東京都の小笠原村は除きます)。 区域外の敷地や、都道府県を特定できない敷地では、敷地面積は計算されず、「Constraints」にその理由が表示されます。 用途地域のデータを自動で取得できるのは東京都の敷地で、ほかの敷地では取得結果が「unconfirmed — lookup found no zoning data」となるため、用途地域・指定容積率・指定建蔽率を「用途地域・指定容積率等の申告 (declared zoning & limits)」で申告します。 「Regulation report」の「日影規制」と「避難規定」は評価されず、常に「unevaluated」と表示されます。 PDF の「適合判定 (Compliance report)」のページでは、これらは「未評価 (unevaluated)」と印刷されます。 建蔽率の緩和(建築基準法53条3項など)は評価せず、基本の値だけを使います。 ファイルとして書き出せるのは「Export PDF」による PDF だけで、DXF は敷地境界の読み込み(「Import drawing (DXF)」)にだけ使います。 3D の表示はありません。 「ビジュアル」の「パースを生成(有料・本日の枠を 1 消費)」で生成できるのは、1 人につき 1 日(UTC)20 回までです。 上限に達すると「本日の有料生成枠の上限に達しています (daily paid-call limit reached)」と表示され、枠は 00:00 UTC にリセットされます。
生成された画像は、数値をテキストで与えて描かせたイメージで、scheme の形を投影した図ではありません。 画像には「AI 生成」の表示が付き、PDF の「透視図 (Perspective)」のページには「本図はスキームの数値的事実(階数・高さ・面積・用途地域等)をテキストとして与えて生成したイメージであり、設計の幾何学的投影図ではない。」と印刷されます。 サインインはメールアドレスとパスワードだけで、Google アカウントでのサインインと、パスワードの再設定はありません。 組織に他の利用者を招待する機能はありません。 画面の表示は英語と日本語が混在していて、言語を切り替える操作はありません。
主な画面
| 画面 | URL | 内容 |
|---|---|---|
| トップページ | / |
サインインしていないときに表示され、右上の「ログイン (sign in)」と「はじめる — アカウント作成 (get started — create an account)」からサインイン画面に進みます。 |
| サインイン画面 | /login |
「Email」と「Password」を入力し、「Log in」でサインイン、「Sign up」でアカウントを作成します。 |
| メールアドレスの確認画面 | /verify |
確認メールの送信先を表示し、「I've verified — continue」「Resend email」「Log out」があります。 |
| コンソール | / |
サインインしてメールアドレスの確認が済むと同じ URL に表示され、左のサイドバーに「Organization」「Projects」「Tools」、その右に選んだツールの画面が表示されます。 |
コンソールでは、サイドバーの上部に、サインイン中のメールアドレスと「Log out」が表示されます。
「Log out」をクリックすると、サインアウトしてサインイン画面(/login)に戻ります。
メールアドレスの確認画面の「Log out」をクリックした場合も、サインアウトしてサインイン画面に戻ります。
サインアウトに失敗した場合は、「ログアウトできませんでした — まだサインインしたままです (sign-out failed; you are still signed in)」に続けてエラーの内容が表示され、サインインしたままになります。