概要
地価変動は、シナリオの地点に新しい駅が 1 つできたものとして計算します。 計算には、学習済みの LightGBM のモデルによる予測の差と、シナリオの地点からの距離に応じた値を組み合わせて使います。 地価変動を計算する対象は、国土数値情報 L01 地価公示(2026年)の地点です。 上昇だけでなく、下落する地点も表示します。
計算の対象になる地点
シナリオの地点からの距離が、影響半径の 2.5 倍以内の地点だけを計算します。 影響半径は、プリセットシナリオではシナリオごとに決まった 1.5〜3.0 km、自由入力シナリオでは AI が推定した値です。 AI が影響半径を返さなかったときは、2.0 km を使います。
モデルによる予測の差
地点ごとに、今の駅の配置での価格と、シナリオの地点に駅を 1 つ加えた配置での価格を、モデルで予測します。 駅の配置には、国土数値情報 N02(2024年版)の駅を使います。 モデルが使う項目は、地点の経度と緯度、近い順に 3 つの駅までの距離、1 km 以内と 2 km 以内の駅の数、東京駅までの距離、用途区分(商業地・住宅地・工業地)です。 シナリオ後の予測から今の予測を引き、今の予測で割った値を、モデルによる変化率とします。
距離に応じた値
影響半径の内側では、上限 ×(1 −(距離 ÷ 影響半径)の 1.5 乗)です。 影響半径の外側では、上限 × 0.1 ×(1 −(距離 − 影響半径)÷ 影響半径)で、距離が影響半径の 2 倍以上の地点では 0 です。 この値は 0 以上なので、下落はモデルによる変化率からだけ生じます。 上限は、プリセットシナリオではシナリオごとに決まった値、自由入力シナリオでは AI が推定した値です。
組み合わせと上限
変化率は、モデルによる変化率 × 0.4 と、距離に応じた値 × 0.6 の和です。 変化率は、プラスとマイナスのどちらの向きも、上限を超えないように切り詰めます。 プリセットシナリオの上限は 0.15〜0.25 で、画面には表示しません。 自由入力シナリオで AI が上限を返さなかったときは、0.15 を使います。 AI への指示では上限を 0.0〜0.3 の範囲で推定するよう求めていますが、サーバーは返された値をそのまま使います。
表示しない地点
変化率の絶対値が 0.001(0.1%)未満の地点は、結果に含めません。
予測地価
予測地価は、地点の現在の地価に(1 + 変化率)を掛け、円単位に丸めた値です。 地点の現在の地価は、国土数値情報 L01 地価公示(2026年)の価格です。 変化率は、% に直して小数第 1 位に丸めます。 結果の地点は、変化率の大きい順に並びます。