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GRESB ワークブックと適格性ルール

対象: PropScore · 最終更新

「Excelダウンロード」で出力するワークブックのファイル名とシート、N/A と書かれる値、出力の条件(R1〜R4)、「この確認で保証されないこと」、プレビューの表示の一覧です。

ファイル

項目 内容
出力する操作 「GRESBエクスポート」の画面の「Excelダウンロード」です。
範囲 サイドバーで選んでいるポートフォリオの、選んだ年度の全物件が、まとめてファイルに入ります。
ファイル名 gresb_export_<ポートフォリオID>_<年度>.xlsx です。
シートの言語 シート名、見出し、項目名は英語です。

シート

シート 内容
Summary ポートフォリオ名、年度、物件数、延床面積の合計、EN1・EN2・EN4・EN5、GH1〜GH5、WT1・WT2・WT4・WT5 の値と、エネルギー・GHG・水・廃棄物のカバー率(%)です。EN1、GH1、GH2、WT1 には、Owner と Tenant の内訳があります。
Asset Detail 物件ごとに 1 行です。
Like-for-Like 取得日が前年度の 4 月 1 日より前で、選んだ年度と前年度の両方にエネルギーデータがある物件ごとの、エネルギー・GHG・水の前年度と当年度の値と、増減の割合です。
Data Provenance 出力の前に確認した R1〜R4 のルールと、4 項目の制限事項、このワークブックが適合性の意見書ではないことを述べた一文です。いずれも英語です。

Asset Detail の列は、Property Name、Address、Use Type、GFA (m2)、Built Year、Electricity (kWh)、Gas (m3)、Water (m3)、Owner Energy (kWh)、Tenant Energy (kWh)、Scope 1 (tCO2)、Owner Scope 1、Tenant Scope 1、Scope 2 (tCO2)、Owner Scope 2、Tenant Scope 2、Total (tCO2)、GHG Intensity (kgCO2/m2)、Energy Intensity (kWh/m2)、Water Intensity (m3/m2)、Data Coverage (months)、Confidence、Estimation Methodology、Proportion Estimated (%, lower bound)、Reason / Basis for Estimation です。 Asset Detail の Electricity (kWh)、Gas (m3)、Water (m3) は、排出量の計算で 12 か月分に換算した値です。

N/A と書かれる値

シート 項目 条件
Summary EN4: Renewable Generation (kWh)、EN5: Renewable Purchased (kWh)、GH3: Scope 2 Market-based (tCO2)、GH4: Scope 3 (tCO2)、WT4: Recycled Water (m3)、WT5: Rainwater (m3) 常に N/A です。
Like-for-Like Energy Change %、GHG Change %、Water Change % 前年度の値が 0 のとき、または値がないときに N/A です。
Like-for-Like GHG の前年度と当年度の値 その年度の排出量の計算結果がないときに N/A です。

Summary の GH4: Scope 3 (tCO2) は、物件の「Scope 3」タブで Scope 3 を入力していても N/A です。 Summary の Waste Coverage (%) は、常に 0 です。

出力の条件(R1〜R4)

ポートフォリオの物件年度が 1 件でも次のルールに当てはまると、ワークブックは出力されません。

ルール 当てはまる条件 「排出量」の画面での表示
R1 推計の手法が、12 か月に満たないデータを 1 年分に換算する方法か、用途別の原単位による方法です。推計の割合にかかわらず当てはまります。 「推計割合」の列に「期間按分(GRESB禁止)」または「用途別原単位(GRESB禁止)」
R2 推計の割合が 20% を超えています。 「推計割合」の列の割合が 20% を超える
R3 選んだ年度と前年度の推計の月数の合計が 3 か月を超えています。月数は、推計の割合に 12 を掛けて四捨五入した数です。 表示はありません
R4 その年度の排出量の計算結果がありません。 表にその物件の行がありません

前年度の排出量の計算結果がないときは、R3 を選んだ年度の月数だけで判定します。 当てはまる物件年度は、「GRESBエクスポート」の画面を開いたときに、「{件数}件の物件年度はGRESBに提出できません」の一覧に、物件名、年度、「推計割合 最低」の値と、英語の手法と理由とともに表示されます。 理由の先頭には、R1_PROHIBITED_METHOD、R2_CEILING_EXCEEDED、R3_TWO_YEAR_CAP、R4_NO_ESTIMATE のいずれかが付きます。

推計の割合と手法の決まり方は、データ取得方法と推計割合を参照してください。

「この確認で保証されないこと」

「GRESBエクスポート」の画面には、確認の結果にかかわらず、「この確認で保証されないこと」として次の 4 項目が表示されます。

項目 画面の表示
1 「estimated_ratio は「何か月分のデータが存在するか」から算出されるため、システムが外挿した割合を測っており、入力そのものの質は測っていません。顧客が自ら推計して入力した月も、ここでは実測として数えられます。したがって以下の割合はすべて下限値です。」
2 「この確認を通過したことは「違反が検出されなかった」ことを意味します。適合の証明ではなく、本ワークブックは適合性の意見書でもありません。」
3 「CSVインポート形式にデータ取得方法の列が無いファイルで取り込んだ月は、実測か顧客推計かを区別できません。」
4 「2年間の上限は、PropScoreに存在する前年度のデータのみで評価します。前年度が無い場合は当年度のみで計算するため、実際の件数より少なく出ることがあります。」

Data Provenance のシートには、制限事項が英語の 4 項目で書かれます。

プレビュー

「プレビュー」で開く「GRESBインジケーター プレビュー」には、EN1〜EN5、GH1〜GH6、WT1〜WT5、WS1〜WS5、BC1、BC2 の指標が、Energy、GHG、Water、Waste、Certifications のカテゴリに分けて、英語の指標名で並びます。 「ステータス」の列は、データがある指標にチェックの印、ない指標にバツの印を表示します。 EN3、GH6、WT3、WT4、WT5、WS5 は、プレビューでは常にデータがない指標として表示されます。